10種類のタイプポータルで才能を知る
Sound Soulsでは意識すると特に力が入る体の部位『Portal(ポータル)』に注目しています。ポータルには、
・10種類のType-Portal(タイプポータル)
・4種類のRoll-Portal(ロールポータル)
があります。
ひとり一人が自分の力が入るタイプポータルとロールポータルを各1種類ずつ持っています。
そして自分がどのタイプかが分かれば、自分が生まれながらに持っている『世界観』、そしてそこから生まれる『才能』や『役割』を知ることができます。
ここでは、10種類のタイプポータルとそれらが表す『世界観』、そして『才能』のポイントをお伝えします。
Contents
10種のタイプポータルの位置と世界観
10種のタイプポータルは頭長から背中まで、さまざまな位置に存在しています。自分が特に力が入る部位によって、自分の生来持っている世界観がわかります。
10種類の中でも、大きく3つのタイプに分類することができます。
・個を中心にするタイプ(男性的):大泉門、眉間、鎖骨、丹田
・全体を中心にするタイプ(女性的):喉、みぞおち、胸、腰
・どちらでもないタイプ:仙骨、背中
各種タイプの詳細を解説していきましょう。
個を中心にするタイプ(男性的)
個を中心にするタイプは、「『個』である自分」を起点にして世界をみているタイプです。自分のアイデンティティを確立させていきながら全体へ還元していくというアプローチをとりやすいです。
大泉門(だいせんもん)
「探求」「仕組み」「疑問」
~自分の経験を通じ、この世界を知る~
<世界観>
・体験を通して物事に存在する霊性、仕組み、構造などを解き明かし、この世界の成り立ちを見出していく。
・探求好き、研究肌、研究対象となるため疑問を持つことが大好きで大切。
<特徴と傾向>
自分の経験を通じ、この世界を知ることに喜びを感じます。
体験して知りたいというのが根源にあるので、その探求は結果や終着点を求めない更新型の探求となっています。例えば、周囲から見れば結果が出て、終わるかと思うところでも、また次の探求が始まったりします。
科学的な証明というよりは、自己完結することに重要性をおいています。自分の経験を通じて解き明かしていくことが源にあるので、人に指摘されたことを取り入れにくいことがあります。
- 自分の体験を通じて仕組みを解き明かすことができる。
- 研究成果を分かりやすく、人に共有することができる。
眉間(みけん)
「可能性」「チャレンジ」
~物事の可能性を見出す・チャレンジ大好き~
・可能性を追求することが好き。失敗も気にせず、可能性の一部としてとらえ、現実の枠を広げていく。
・今の状況からどう変化して、何が生まれてくるのかに興味がある。
<特徴と傾向>
可能性を追求し、新しいものを生み出すことに喜びを感じます。人から見ると、到底踏み込めないところにも踏み込んでいき、可能性を見続けるので周囲からはドMのように見えることもあります。
現状からどう変化していくのかというところに燃えるので、疑問を持ちやすく、場を深める問いを発することも多いです。今ここになくて生まれるものに関心があるため、未来志向で遠くを見ていることが多く、未来から逆算して仕事を調えていく力があります。新しいものを生み出したいので人と同じであることを嫌がります。開拓者気質・アスリート・経営者傾向。
- 新しい可能性を見出し、チャレンジすることができる
- 人の能力を伸ばすのが得意
- どうやったら人の役に立てるかを見出すことができる
鎖骨
「本質」「やさしさ」
~自他との本質を感じ、やさしさと思いやりを生み出す~
・自分の本質に意識を向けることができ、内観が得意。
・自分が分かるが故に、人や物事の本質も感じ取れる。
・自他の本質を感じ取ることで、優しさと思いやりにあふれる関係をつくれる。
<特徴と傾向>
人や物事の本質に触れることに喜びを感じます。本質を大切にしているため、話の内容よりも話している人の本心を見ていることが多いです。表面的なつきあいが嫌いで、深いつきあいを好みます。1対1のコミュニケーションが好きで、数人がいる場にいても一人の人と深く話すこともあります。
本質をとらえることが得意のため、相手も気づいていない本音に気づくことができます。人を傷つけることもありますが、それは相手が気づきたくなかった本音をストレートに伝えたためだったりします。相手の本心が分かるからか、目の前の人に対して優しさと思いやりにあふれる接し方をする人が多いです。
話の要点をつかむことも得意で、要点をまとめることができます。本質をとらえるため学ぶことも好きなタイプです。
- 物事の本質をとらえることができる
- 面倒見がよく、教えるのが好きで得意
丹田
「自分は自分」「個性をいかしあう」
~自分でいる落ち着き~
・自分が自分でいる、ということを大切にする。そのことで、共にいる人も自分でいやすくなる。
・状況に左右されにくいため、パフォーマンスを発揮しやすい。
・微妙な違いを察知する能力が高い。
<特徴と傾向>
自分の道を極めることに喜びを感じます。自分とは何者か、己を問うのが丹田タイプ。自分が自分であることを大切にするため、人に対しても個性や想いを尊重します。逆に、コントロールすることも、されることも嫌いです。人の個性を大切にするので、もめている時も仲裁が得意です(自分と直接利害関係がない場合)。
自分を形成している軸として、これまで積み重ねてきた過去や経験を大切にします。
状況に左右されずに自分のやるべきことを淡々とやり続けることができ、落ち着いて見える人が多いです。
- 自分の道を極めることができる
- 微妙な違いを察知する能力が高い
- 自分のやることを、淡々とやることができる
全体を中心にするタイプ(女性的)
全体を中心にするタイプは、「『全体』の中にいる自分」を起点に世界をみているタイプです。全体の中から自分をみていくことで、個である自分を磨いていきます。
喉
「安心感」「全て持っている」
~人知を超えた創造性・俺の行く先に道ができる~
・この世界のクリエイションのパワーを使いやすい。のどの人が進むときには、不思議と何らかの助けが得られたりして、物事がスムーズに行きやすい。
・ワンネス間や無限感、全体視点を自然と持っている。
<特徴と傾向>
好きな人や団体を手助けすることに喜びを感じます。全体感、ワンネス感を自然と持っており、奇跡が比較的当たり前に起こる喉タイプは、比喩として神のイメージがあります。このタイプの人が特定の主義主張を持ちづらい傾向があるのは全体感を既に持っているためです。自分の好きな人や団体の思想や基準を大切にし、応援することで、自分の世界観を実現していきます。
不思議と何らかの助けが得られて物事がスムーズに進むため、どんなときにもどこかでなんとかなると思っていて、本質的には安心しています。日常生活の豊かさや幸せを大切にしている人が多いです。
変幻自在でなろうと思うといろいろな自分になれます。全体感があるので、様々な物事のコツをつかむのも得意です。自他との境があいまいなので、壁や物とよくぶつかることがあります。
- (自分の選んだ)人を応援することで、自分の世界観を実現していくことができる
- 人に安心感を与える才能がある
みぞおち
「人との共鳴」「非言語コミュニケーション」
~言葉はなくても人がわかる~
・世界を人を中心に見ている
・人とつながることが容易
・肌感覚で相手のことが分かるため、言葉を用いなくても理解できるし、相手とまるで一体かのように動くことができる。
<特徴と傾向>
人と世界観が重なったときに喜びを感じます。人を中心に世界を見ていて、いるだけで人と人とをつなぐ存在がみぞおちタイプです。肌感覚で相手の感情がわかるため、言葉が通じなくても何となく言いたいことが分かり、伝わったりします。また、感情がわかるため、周りの人の気持ちの影響を受けやすいです。
人を嫌いになることはありませんが、繋がれないという感覚が嫌で、繋がれる場を作ろうとします。集団にいるときは、場の調和のために必要なアクションを積極的に起こすタイプです。
文章を書く場合には、誰かを想定しないと表現しづらいところがあります。躍ると、相手の身体も自分と一体化するという感覚があるようです。
- 非言語コミュニケーションが得意
- 対象人物との距離感・関係性を感覚的に判断できる
- 人との調和を生む才能がある
胸
「楽しむ」「ワクワク」
~この世のあらゆるものが輝いて見える~
・好奇心が強い。極端な言い方をすれば、見るもの聞くもの、すべて輝いて見える。
・ハートの感覚・直感に従うことで、物事を判断する。
・自分の想いや大好きなことを伝えることが好きで、得意。
<特徴と傾向>
輝きを引き出すことや伝えることに喜びを感じます。好奇心が強く、好きになると深く入りこんでいくタイプです。自分の本質に引っかかるものを見つけると特に熱中していきます。飲みこみが早い一方、飽きるのも早い傾向があります。
目がきらきらしていて、テンションが高い傾向があるため、胸タイプの人が盛り上がっていると楽しそうに見えます。文章を書いていても絵文字や擬音が多くなりがちです。
場づくりが得意で、いい場にしようとして行動している傾向があります。人そのものよりは、人との間にある場、雰囲気が好き。
- ワクワクするエネルギーの解放を促し、人を変革させることができる
- 場づくりが得意
- 人を感化させる力がある
腰
「自由」
~自他共にありのままで生きることを許す~
・自分が自分にありのままでいることを許しているので、他の人がありのままに生きることも気にしない。
・自分の感性を大切にしながら、人を喜ばせることが好き。
<特徴と傾向>
自他共にありのままで生きることに喜びを感じます。ありのままというのは、自分の作ったルール(自律)があり、それに則って生きるということ。既存の規律や規則に縛られない感覚で、思ったことを率直に伝える裏表がないタイプです。ありのままの姿から、周りからはワガママや傍若無人に見えることもありますが、自分が自由であることと同様、他人が自由でありのままに生きることも大切にしています。
自分ひとりというよりは、全体の喜びを重要視して行動することが多いです。一緒にいないときでも、皆のために動いていたりします。それを自分の意志で自由に選択しています。
喜びのタネをまくことが得意で、怒られてもあまり気にしません。どんな人でも対等に接することができ、広がっていくのが楽しいと感じます。自分で広げようというこだわりはあまりありません。
- 自他ともにありのままで生きることを許すことができる
- 全体にとっていいこと(喜び・楽しみ)を自分の意志で選択する力を持っている
- 喜びのタネをまく才能がある
個↔全体タイプ(どちらでも)
仙骨
「大地の子」「自然」「循環」
~自然から宇宙ともつながる~
・自分にとって「自然」であることが大切。違和感を大切にする。
・破壊と創造を大切にすることで、ものごとの現実化を加速させる。
<特徴と傾向>
(人や物、自然、世界との)循環に喜びを感じます。水が海に流れ、雨になって、また山から流れていくように、この世界では様々なものが循環しています。一つ一つの存在が全て意味をもち、流れの一部になっているのです。その流れを、美しく循環させていきたいというのが仙骨タイプです。
例えば、人との関係において、誰か一人でも気持ちがのっていなかったり調子が悪いと、不自然な滞りが生まれます。仙骨タイプはそれを察知して、流れを調えようとします。場や自分にエネルギーが通っていないと感じると寂しい気持ちになります。
また、宇宙の仕組みに関心があり、自分をいったん系の外において、どのような循環が起こっているかを知ろうとします。したがって物事の背景にある法則を見出すのが得意です。
自然に触れることで五感が解放され、パフォーマンスが発揮されやすくなります。
- 破壊と創造を促し、循環を加速させることができる
- 物事の法則を見出す才能がある
背中
「流れ」「今ここ」
~リラックスし、自然や宇宙の流れに従って生きる~
・流れる先にどこかへ行きつくことを知っている。流れに逆らわず、流れるままにお任せできる。
・今ここに生きる。今やりたい、今食べたい、今欲しいという感覚を大切にする。
<特徴と傾向>
今を味わって生きることに喜びを感じます。宇宙の流れに身を任せて、「今これをしたい」という感覚を大切にするタイプです。流れに身を任せても命を守る感覚があり、流れの先にどこかへ行きつくことを知っています。瞬間ごとの感覚が重要なので、過ぎたことを無理にどうこうしようと考えることはありません。その時、いいと感じた物に、ためらいなくお金を払う傾向があります。
流れに身を任せることを知っているので、緊迫した状況でも比較的ひょうひょうとしていたり、執着心がないタイプです。一期一会を大切に、その瞬間を大切にしています。
深呼吸をすることで心が安定します。
- その瞬間に湧いてくることを大切にして生きることができる
- 湧いてくる感覚に従って、アートすることが得意
Sound Souls辞典編集長。眉間×つむじ。人が自分の魅力を活かしながら喜びあう世界を目指しています。
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